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インボイス対応の請求書ソフトを選ぶときは、自社が出す請求書と、取引先から受け取る請求書を分けて考えると整理しやすくなります。この記事では、インボイスの登録がない取引先とのやり取りで押さえたい点を国税庁の情報で整理し、Misoca と freee請求書の公式情報を比べます。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、Misoca。個人事業主・小規模法人向けのプラン15があり、月の請求書が10通までなら無料プランも選べます [1]
  • 2〜10人の会社なら、freee請求書。スタンダードもアドバンスもユーザー追加が無制限で、複数人で請求業務を分けたい会社が確認しやすい構成です [3]
  • 無料で始めたい人なら、freee請求書。無料プランがあり、初期費用は無料です [3]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-27 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

選び方

あなたの状況は?1人で使う人Misoca2〜10人の会社freee請求書無料で始めたい人freee請求書
記事の結論と同じ内容です

結論

1人で使う人

Misoca個人事業主・小規模法人向けのプラン15があり、月の請求書が10通までなら無料プランも選べます [1]

2〜10人の会社

freee請求書スタンダードもアドバンスもユーザー追加が無制限で、複数人で請求業務を分けたい会社が確認しやすい構成です [3]

freee請求書の料金を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2インボイスの扱い3使う人数と通数下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [1][3][2][4]
  1. 料金の形: Misoca は年額、freee請求書は月額の基本料金に送信料金を組み合わせる形です。公式の表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています [1][3]
  2. インボイスの扱い: 適格請求書の発行と保存に対応しているかを見ます。取引先の登録の有無は、国税庁の公表サイトで登録番号を検索して確かめられます [1][2][4]
  3. 使う人数と通数: 同時に使える人数と、月に作れる請求書の通数がプランで分かれます。自社の発行量に合うかを確認します [1][3]

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

料金の比較グラフ

月額(税込)freee請求書 無料プラン: 無料 / スタンダード 基本料金税込2,178円/月Misoca料金は公式ページで確認
出典 [1][3]・料金は 2026-10-27 時点・税込。公式の税抜表示は×1.1で換算。並びは比較表と同じ

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
Misocaありありありあり
freee請求書ありありありあり
✓は出典で確認できたもの。出典 [1][3][2]・料金は 2026-10-27 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

比較表(料金は 2026-10-27 時点)
サービス 税込料金 無料枠 対象規模 主な連携先 サポート 強み 弱み
Misoca 無料プラン: 無料 [1] / プラン15 年額 税抜8,800円(税込9,680円)[1] / プラン100 年額 税抜33,500円(税込36,850円)[1] 無料プランは月10通まで [1] 個人事業主・小規模法人 [1] 弥生の会計ソフト、freee、MFクラウド会計・確定申告など [1] 無料プランはWebFAQ、有償プランは電話・メール・チャットなど [1] 会計ソフト連携があり、適格請求書の発行と保存に対応 [1] 無料プランは請求書の作成が月10通まで [1]
freee請求書 無料プラン: 無料 [3] / スタンダード 基本料金 税抜1,980円/月(税込2,178円)[3] 無料プランあり。初期費用は無料 [3] 少量の発行から大量の発行まで、3つのプラン [3] CSVやPDFを出力できる基幹・販売管理システムなど [2] 電話・チャット・メール [2] いまの請求書の形をCSV・PDFで再現して送付できる [2] スタンダードとアドバンスは基本料金のほかに送信料金がかかる [3]

各サービスの公式情報

Misoca

プラン15 年額 税抜8,800円(税込9,680円)、プラン100 年額 税抜33,500円(税込36,850円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

向いている人
見積書から請求書、領収書までを一つのソフトで作りたい個人事業主や小規模法人の人 [1]
向かない人
月の作成数がプランの上限を超えやすい人。上限を超えると、1通ごとの追加料金がかかります [1]
長所
会計ソフトとの連携、スマホアプリ、適格請求書の発行と保存に対応しています [1]
短所
請求書の郵送、見積書のFAX送信、口座振替サービスなどは有償プランの機能です [1]
料金
プラン15 年額 税抜8,800円(税込9,680円)[1]、プラン100 年額 税抜33,500円(税込36,850円)[1]

Misocaの料金はいくら?

プラン15 年額 税抜8,800円(税込9,680円)[1]、プラン100 年額 税抜33,500円(税込36,850円)[1]。

Misoca は、適格請求書の発行と保存に対応しています [1]。作った書類は、電子帳簿保存法の要件を満たす形で自動的に保存できます [1]。有償プランには初年度無償のキャンペーンがありますが、適用の条件は公式ページで最新の情報を確認してください [1]。

freee請求書

スタンダード 基本料金 税抜1,980円/月(税込2,178円)、アドバンス 基本料金 税抜10,000円/月(税込11,000円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

向いている人
いま使っている請求書の形を変えずに電子化したい人や、請求書を郵送している人 [2]
向かない人
無料の範囲で大量の一括発行をしたい人。一括発行の送信料金は、スタンダード以上のプランの項目です [3]
長所
CSVやPDFを使い、基幹・販売管理システムを変えずに電子化できます。送付はメールと郵送代行から選べます [2]
短所
スタンダードとアドバンスは基本料金のほかに送信料金がかかり、導入支援は有償です [2][3]
料金
スタンダード 基本料金 税抜1,980円/月(税込2,178円)[3]、アドバンス 基本料金 税抜10,000円/月(税込11,000円)[3]

freee請求書の料金はいくら?

スタンダード 基本料金 税抜1,980円/月(税込2,178円)[3]、アドバンス 基本料金 税抜10,000円/月(税込11,000円)[3]。

freee請求書は、インボイス制度と電子帳簿保存法に対応しています [2]。入金管理や仕訳の作成まで自動化したい場合は、アドバンスが対象です [2]。無料デモを頼めるので、画面を見てから決めたい人は公式ページで確認してください [2]。

freee請求書の料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

インボイス制度とは?

インボイス制度とは、消費税の金額等を書いた請求書・領収書等(インボイス)を基に、消費税を計算する仕組みです [5]

仕入税額控除とは?

仕入税額控除とは、売上げ時に受け取った消費税額から、仕入れ等の際に支払った消費税額を差し引く計算のことです [5]

登録番号とは?

登録番号とは、インボイス発行事業者の登録後に、税務署から通知される番号です [5]

関係する制度

くわしく読む

インボイス制度は、令和5年(2023年)10月1日に始まりました [5]。事業者が納める消費税額は、売上げ時に受け取った消費税額から仕入れ等で支払った消費税額を差し引いて計算し、この差し引く計算が仕入税額控除です [5]。控除を受けるにはインボイスの保存が必要で、インボイスがない仕入れや経費は、原則として仕入税額控除ができません [5]。

ただし、令和13年(2031年)9月末までは、インボイスの保存がなくても、仕入税額相当額の一定割合を仕入税額とみなして控除できる経過措置があります [5]。簡易課税制度や2割特例・3割特例を使う場合は、インボイスの入手や保存がなくても消費税の納付税額を計算できます [5]。それでも、所得税等の観点では、領収書や請求書などの書類の保存が引き続き必要です [5]。

自社が売手としてインボイスを交付するには、事前にインボイス発行事業者の登録を受ける必要があります [5]。登録を受けると、課税事業者として消費税の申告が必要になります [5]。買手である課税事業者から求められたときは、インボイスを交付し、その写しを保存します [5]。

取引先の登録は、国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで、登録番号を入力して調べられます。一度に10件まで検索できます [4]。検索しても登録番号が見つからないときは、入力内容を確かめたうえで、不正なインボイスの疑いがあれば国税庁の情報提供フォームから連絡できます [4]。登録の有無によって自社の請求書の書き方がどう変わるかの細かい扱いは、公式ページで最新の情報を確認してください [5]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

Misoca のプラン15を3年分払う場合(初年度無償のキャンペーンは含めない)税込29,040円Misoca のプラン100を2年分払う場合税込73,700円freee請求書のスタンダードの基本料金を1年使う場合(送信料金は含めない)税込26,136円
出典 [1][3]・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-27 時点
計算式と前提を見る
  • Misoca のプラン15を3年分払う場合(初年度無償のキャンペーンは含めない): 計算式: 税込9,680円/年 × 3年 = 税込29,040円(2026-10-27時点の料金から計算)
  • Misoca のプラン100を2年分払う場合: 計算式: 税込36,850円/年 × 2年 = 税込73,700円(2026-10-27時点の料金から計算)
  • freee請求書のスタンダードの基本料金を1年使う場合(送信料金は含めない): 計算式: 税込2,178円/月 × 12か月 = 税込26,136円(2026-10-27時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態・送信料金などで変わることがあります。

よくある質問

Q. インボイス対応の請求書ソフトを使わずに、取引先の登録番号を調べる方法はありますか?

国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで、登録番号を入力して検索できます。一度に10件まで調べられます [4]。ソフト側に登録番号を調べる機能があるかは、各社の公式ページで確認してください。

Q. 登録のない取引先から受け取った請求書は、仕入税額控除に使えますか?

インボイスがない仕入れや経費は、原則として仕入税額控除ができません [5]。ただし、令和13年(2031年)9月末までの経過措置や、簡易課税制度・2割特例・3割特例による扱いがあります [5]。自社に当てはまるかは、国税庁の案内や税務署の相談窓口で確認してください [5]。

Q. インボイス対応の請求書ソフトは、無料でも使えますか?

Misoca には、月10通まで作成できる無料プランがあります [1]。freee請求書にも無料プランがあり、初期費用は無料です [3]。通数や機能の上限はプランで異なるため、使いたい機能が無料の範囲に入るかを公式ページで確認してください [1][3]。

Q. Misoca は電子帳簿保存法にも対応していますか?

Misoca で作成した書類は、電子帳簿保存法の要件を満たす形で自動的に保存・管理できます [1]。紙への印刷や原本での保管は不要になると公式ページに案内があります [1]。