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個人事業主がインボイス対応の請求書ソフトを選ぶときは、料金の形・インボイスへの対応・人数と発行件数の軸で見比べると整理しやすくなります。この記事では、Misoca・マネーフォワード クラウド請求書・freee請求書・楽楽明細の公式情報を比べます。請求書の書き方の土台になる記載事項は、国税庁の情報で確認します [9]。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、Misoca。請求書の作成が月10通までなら、ずっと無料で使えるプランがあります [5]
- 2〜10人の会社なら、マネーフォワード クラウド請求書。利用人数が3名までのプランと、4名以上に対応するプランがあります [6]
- 無料で始めたい人なら、freee請求書。無料プランがあり、ユーザーは1〜3人まで、定期請求は1件までです [7]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-23 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込2,178円/月
無料枠 無料プランあり(個別発行。定期請求は1件まで)
今の請求書レイアウトをCSV/PDFで再現して送付できる
税込2,728円/月
無料枠 1ヶ月無料のトライアル。クレジットカードの登録は不要
毎月の自動作成、CSVからの一括作成、帳票のワンクリック変換
税込9,680円/年
無料枠 請求書は月10通まで無料プランあり
無料プランでも見積書・納品書・領収書は無制限で作成できる
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
帳票データを取り込んで一括作成でき、債権管理Liteオプションで入金消込もできる
選び方
結論
1人で使う人
Misoca請求書の作成が月10通までなら、ずっと無料で使えるプランがあります [5]
2〜10人の会社
マネーフォワード クラウド請求書利用人数が3名までのプランと、4名以上に対応するプランがあります [6]
無料で始めたい人
freee請求書無料プランがあり、ユーザーは1〜3人まで、定期請求は1件までです [7]
選定基準(選び方の軸3つ)
- 料金の形: 月額・年額・初期費用・送信料金など、課金の仕組みはサービスごとに違います。無料プランの有無や、初期費用がかかるかどうかでも分かれます [5][7][8]
- インボイス対応と記載事項: 適格請求書の発行と保存に対応しているかを見ます。登録番号を請求書に自動で表示する機能を持つサービスもあります [1][2]
- 人数・発行件数・連携: 同時に使う人数、月に作る請求書の数、会計ソフトや販売管理システムとの連携を確認します [4][5][6]
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| Misoca | あり | あり | あり | あり |
| マネーフォワード クラウド請求書 | あり | あり | あり | あり |
| freee請求書 | あり | あり | あり | あり |
| 楽楽明細 | あり | 要確認 | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Misoca | 無料プランは無料、プラン15は税抜8,800円/年(税込9,680円)[5] | 請求書は月10通まで無料プランあり [5] | 個人事業主・小規模法人向け(プラン15)[5] | 弥生の会計ソフト、freee、MFクラウド会計・確定申告への仕訳連携 [1] | プラン15は電話・メール・チャット [1] | 無料プランでも見積書・納品書・領収書は無制限で作成できる [5] | 初年度無償キャンペーンは1事業者につき1回で、月契約は対象外 [5] |
| マネーフォワード クラウド請求書 | ひとり法人プラン 年払い 税抜2,480円/月(税込2,728円)[6]/パーソナルプラン 年払い 税抜1,280円/月(税込1,408円)[2] | 1ヶ月無料のトライアル。クレジットカードの登録は不要 [6] | ひとり法人は1名、スモールビジネスは3名まで、ビジネスは4名以上 [6] | 会計ソフト連携、API連携、CSVの一括作成 [2] | パーソナルプラスプランは操作方法の電話サポート付き [2] | 毎月の自動作成、CSVからの一括作成、帳票のワンクリック変換 [6] | パーソナルミニプランは取引先の登録が15件まで。料金体系の一部改定が予定されている [2] |
| freee請求書 | 無料プランは無料、スタンダードの基本料金は税抜1,980円/月(税込2,178円)[7] | 無料プランあり(個別発行。定期請求は1件まで)[7] | 無料プランはユーザー1〜3人まで [7] | 基幹・販売管理システム(CSV/PDF)、会計システム [3] | 電話・チャット・メール。導入支援は有償 [3] | 今の請求書レイアウトをCSV/PDFで再現して送付できる [3] | スタンダードとアドバンスは基本料金のほかに送信料金がかかる [7] |
| 楽楽明細 | 初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)+月額 税抜25,000円〜(税込27,500円)[8] | トライアル環境あり(条件は公式ページで確認)[8] | 月額は帳票発行件数やオプションで変わる [8] | 販売管理・基幹システム(CSV連携・API連携)[4] | WEB・電話・メール [4] | 帳票データを取り込んで一括作成でき、債権管理Liteオプションで入金消込もできる [4] | 初期費用がかかり、帳票デザインのカスタマイズは別途費用 [8] |
各サービスの公式情報
Misoca
無料プランは無料、プラン15は税抜8,800円/年(税込9,680円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
- 向いている人
- 請求書が月10通ほどの個人事業主。プラン15は月15通まで作れ、個人事業主・小規模法人向けです [5]
- 向かない人
- プランの上限を超える枚数を毎月作る人。上限を超えた分は1通ごとの追加費用がかかります [5]
- 長所
- 見積書から請求書、請求書から領収書への変換がクリック操作でできます [1]
- 短所
- 初年度の無償は年契約のみで、1事業者につき1回だけです [5]
- 料金
- 無料プランは無料、プラン15は税抜8,800円/年(税込9,680円)[5]
Misocaの料金はいくら?
無料プランは無料、プラン15は税抜8,800円/年(税込9,680円)[5]。
Misocaは適格請求書の発行と保存に対応しています [1]。スマートフォンのアプリでも見積書・納品書・請求書を作成できます [1]。
初年度無償キャンペーンは2027年3月31日までのお申し込み分が対象です。自動更新の決済方法として、口座振替かクレジットカードの登録が必要です [5]。
マネーフォワード クラウド請求書
ひとり法人プラン 年払い 税抜2,480円/月(税込2,728円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
- 向いている人
- 利用人数に合わせて、1名・3名まで・4名以上のプランを選びたい人 [6]
- 向かない人
- ひとり法人プランは利用人数が1名までなので、複数人で請求書を作る場合は上位のプランが必要になります [6]
- 長所
- 請求書の毎月自動作成とCSVからの一括作成ができ、請求書の作成時に売掛金の仕訳も自動で作られます [2][6]
- 短所
- ひとり法人プランでは、会計ソフトの1会計年度で登録できる仕訳数が500件までです [6]
- 料金
- ひとり法人プラン 年払い 税抜2,480円/月(税込2,728円)[6]
マネーフォワード クラウド請求書の料金はいくら?
ひとり法人プラン 年払い 税抜2,480円/月(税込2,728円)[6]。
請求書には登録番号を自動で表示できます [2]。無料のトライアルは1ヶ月間で、終了後に有料プランへ自動で移ることはありません [6]。
請求書の郵送代行は1通ごとの別料金です [6]。表示価格は税抜で、料金体系の一部改定が予定されているため、最新の内容は公式ページで確認してください [6]。
freee請求書
無料プランは無料、スタンダードの基本料金は税抜1,980円/月(税込2,178円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
- 向いている人
- 無料で請求書を作って送りたい人、または今使っているシステムのCSV/PDFから請求書を電子化したい人 [3][7]
- 向かない人
- 定期請求を数多く使いたい人。無料プランの定期請求は1件までです [7]
- 長所
- メール送信と郵送代行を、取引先に合わせて選べます [3]
- 短所
- スタンダードとアドバンスでは、基本料金とは別に送信料金がかかります [7]
- 料金
- 無料プランは無料、スタンダードの基本料金は税抜1,980円/月(税込2,178円)[7]
freee請求書の料金はいくら?
無料プランは無料、スタンダードの基本料金は税抜1,980円/月(税込2,178円)[7]。
freee請求書は、請求書、見積書、納品書、発注書、領収書を発行・送付できます [3]。インボイス制度と電子帳簿保存法に対応しています [3]。
債権管理や入金消込はアドバンスプランで使えます [3]。一部の請求書は再現が難しい場合があるため、詳細は公式ページで確認してください [3]。
楽楽明細
初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)、月額 税抜25,000円/月〜(税込27,500円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
- 向いている人
- 今の販売管理システムを変えずに、請求書の発行・送付をまとめて電子化したい会社 [4]
- 向かない人
- 無料で始めたい個人事業主。初期費用がかかる料金体系です [8]
- 長所
- CSVやPDFの帳票データを取り込んで一括発行でき、入金データとの自動照合は債権管理Liteオプションで行えます [4]
- 短所
- 月額費用は帳票発行件数やオプションで変わり、帳票デザインのカスタマイズは別途費用がかかります [8]
- 料金
- 初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)、月額 税抜25,000円/月〜(税込27,500円)[8]
楽楽明細の料金はいくら?
初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)、月額 税抜25,000円/月〜(税込27,500円)[8]。
請求書、納品書、領収書、支払明細書などを、WEB受取・メール添付・郵送代行・FAXで発行できます [4]。インボイス制度に対応した帳票設定もでき、必要な項目をCSVに含めると要件を満たす帳票を作れます [4]。
用語の定義
くわしく読む
適格請求書とは?
適格請求書とは、売手が買手に適用税率や消費税額などを伝える書類で、税務署長の登録を受けた事業者だけが交付できるものです [10]
適格請求書発行事業者とは?
適格請求書発行事業者とは、税務署長に登録申請書を提出して登録を受け、適格請求書を交付できるようになった課税事業者です [10]
仕入税額控除とは?
仕入税額控除とは、売上げ時に受け取った消費税額から、仕入れ等で支払った消費税額を差し引く計算のことです [9]
関係する制度
くわしく読む
インボイス制度は令和5年(2023年)10月1日に始まりました。売手が買手へ適用税率や消費税額等を正確に伝えるための仕組みです [9]。仕入税額控除を受けるには、原則としてインボイスの保存が必要です [9]。
インボイスは、請求書に限りません。所定の事項が載っていれば、領収書や納品書もインボイスになります [9]。記載事項は、交付先の氏名または名称、売手の氏名または名称と登録番号、取引年月日、取引内容(軽減税率の対象品目である旨)、税率ごとの対価の総額と適用税率、税率ごとの消費税額等です [9]。
適格請求書は、税務署長の登録を受けた適格請求書発行事業者でなければ交付できません [10]。登録申請書は、e-Taxソフト(WEB版)でも提出できます [10]。登録番号は、法人番号を持つ課税事業者なら「T+法人番号」、それ以外の課税事業者なら「T+13桁の数字」です [10]。
適格請求書発行事業者は、取引相手(課税事業者)から求められたときに適格請求書を交付する義務があります。交付した写しを保存する義務もあります [10]。
免税事業者が登録を受けた場合の経過措置として、2割特例と3割特例があります。2割特例は令和8年9月30日までの日の属する課税期間が対象で、3割特例は令和9年と令和10年の課税期間が対象です [10]。自分が使えるかどうかは、国税庁の案内で確認してください [10]。
インボイス対応のソフト導入には、デジタル化・AI導入補助金のインボイス枠があります。インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフトが対象で、クラウド利用料は最大2年分まで補助対象です [9]。補助額や要件は、公式ページで最新の情報を確認してください。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・マネーフォワード クラウド請求書のひとり法人プラン(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込2,728円/月 × 12か月 = 税込32,736円(2026-10-23時点の料金から計算)
- 1人・freee請求書のスタンダード基本料金(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込2,178円/月 × 12か月 = 税込26,136円(2026-10-23時点の料金から計算)
- 1人・Misocaのプラン15を初年度無償のあと、2年目に1年使う場合: 計算式: 税込9,680円/年 × 1年 = 税込9,680円(2026-10-23時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額は、オプション・送信料金・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. インボイス対応の請求書ソフトで、請求書の記載事項はどう確認しますか?
国税庁は、交付先の氏名または名称、売手の氏名または名称と登録番号、取引年月日、取引内容、税率ごとの対価の総額と適用税率、税率ごとの消費税額等を記載事項として挙げています [9]。マネーフォワード クラウド請求書は、請求書に登録番号を自動で表示できます [2]。ソフトごとの対応範囲は、公式ページで確認してください。
Q. 個人事業主は適格請求書発行事業者の登録が必要ですか?
適格請求書を交付できるのは、税務署長の登録を受けた適格請求書発行事業者だけです [10]。登録するかどうかの判断には、国税庁が案内するチェックシートが使えます [9]。
Q. 無料で使える請求書ソフトはありますか?
Misocaには請求書を月10通まで作れる無料プランがあります [5]。freee請求書にも無料プランがあります [7]。マネーフォワード クラウド請求書は、1ヶ月間の無料トライアルがあります [6]。
Q. 請求書を紙で郵送したいときはどうなりますか?
Misocaは、有償プランの機能として請求書の郵送に対応しています [5]。マネーフォワード クラウド請求書には請求書の郵送代行があります [6]。freee請求書と楽楽明細でも郵送代行を使えます [3][4]。