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請求書を取引先へ出す前に、上長や経理の確認を挟みたい会社向けに、承認の仕組みを持つ請求書ソフトを整理しました。公式ページに載っている承認フロー、料金の形、インボイス制度との関係を、状況別にまとめています。承認機能の細部は、プランやオプションで変わる場合があります。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、マネーフォワード クラウド請求書。ひとり法人プランは利用人数1名までで、作成から送付、保管までをまとめて管理できます [1][4]
- 2〜10人の会社なら、freee請求書。アドバンスは、発行・発送時の承認申請機能が欲しい人向けのプランです [2]
- 無料で始めたい人なら、freee請求書の無料プラン。無料で請求書の発行・送付ができ、ユーザーは1〜3人までです [5]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-22 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込2,728円/月〜
無料枠 1ヶ月無料トライアル(クレジットカード登録なし)
作成から送付、会計連携による仕訳の自動化まで一元管理
料金は公式ページで確認
無料枠 無料プランあり(定期請求は1件まで、ユーザー1〜3人)
アドバンスに発行・発送時の承認申請機能、入金消込・仕訳作成の自動化
料金は公式ページで確認
無料枠 無料デモの依頼が可能
承認フローを部署・拠点・帳票ごとに設定、操作履歴は最大5年間保存
選び方
結論
1人で使う人
マネーフォワード クラウド請求書ひとり法人プランは利用人数1名までで、作成から送付、保管までをまとめて管理できます [1][4]
2〜10人の会社
freee請求書アドバンスは、発行・発送時の承認申請機能が欲しい人向けのプランです [2]
無料で始めたい人
freee請求書の無料プラン無料で請求書の発行・送付ができ、ユーザーは1〜3人までです [5]
選定基準(選び方の軸3つ)
- 承認フローの範囲: 承認機能が標準かオプションか、部署・拠点・帳票ごとに分けられるかを見ます。承認の提供条件はサービスごとに違います [2][3]
- 料金の形: 月額固定か、送信料金が加わるか、初期費用があるかを見ます。各社の表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています [2][3][4][5]
- 既存業務との連携: 今の販売管理システムや会計ソフトを変えずに使えるかを見ます。CSV・PDF・API連携の有無が目安になります [1][2][3]
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| マネーフォワード クラウド請求書 | あり | あり | あり | あり |
| freee請求書 | あり | あり | あり | あり |
| 楽楽明細 | あり | あり | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-22 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マネーフォワード クラウド請求書 | ひとり法人プラン(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)[4]、スモールビジネスプラン(年払い) 税抜4,480円/月(税込4,928円)[4] | 1ヶ月無料トライアル(クレジットカード登録なし)[4] | 利用人数の目安は1名・3名以下・4名以上のプラン別 [4] | 会計ソフト、販売管理システム(API・CSV)[1] | メール・チャットサポートの項目あり [4] | 作成から送付、会計連携による仕訳の自動化まで一元管理 [1] | 請求書の機能一覧に承認の項目が載っていない [4] |
| freee請求書 | 無料プランは無料 [5]、アドバンス 月額費用 税抜14,750円〜(税込16,225円)[2] | 無料プランあり(定期請求は1件まで、ユーザー1〜3人)[5] | スタンダードは請求書発行50件以上の会社向けの案内 [2] | 基幹・販売管理システム(CSV・PDF)、会計システム [2] | 電話・チャット・メール。プランで異なる [2] | アドバンスに発行・発送時の承認申請機能、入金消込・仕訳作成の自動化 [2] | 承認ワークフローは契約プランによる。無料プランの表に承認の記載がない [2][5] |
| 楽楽明細 | 初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)、月額費用 税抜25,000円~(税込27,500円)[3] | 無料デモの依頼が可能 [3] | 公式ページで確認 | 販売管理・基幹システム(CSV・API連携)、会計システムへ仕訳出力 [3] | WEB・電話・メール [3] | 承認フローを部署・拠点・帳票ごとに設定、操作履歴は最大5年間保存 [3] | 承認フローは追加のオプション契約が必要。オプション料金は掲載ページに記載なし [3] |
各サービスの公式情報
マネーフォワード クラウド請求書
ひとり法人プラン(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-22 時点
- 向いている人
- 請求書の作成・送付・保管を、1名から数名でまとめて管理したい事業者 [1]
- 向かない人
- 発行前の承認を前提にしたい会社。請求書の機能欄に承認の項目が載っていません [4]
- 長所
- 毎月自動作成、送付履歴やステータスの確認、売掛金仕訳の自動作成に対応 [1]
- 短所
- 2027年6月に料金体系の一部改定を予定している [4]
- 料金
- ひとり法人プラン(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)[4]
マネーフォワード クラウド請求書の料金はいくら?
ひとり法人プラン(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)[4]。
法人向けの料金表は、請求書の機能として帳票の作成・送付、ステータス管理、入金履歴などを挙げています [4]。承認の項目は、請求書の機能欄には見当たりません [4]。
一方、経費と債務支払の機能欄には各種ワークフローの項目があります [4]。請求書そのものの承認が必要な場合は、公式ページで最新の情報を確認してください。
freee請求書
アドバンス 月額費用 税抜14,750円〜(税込16,225円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-22 時点
- 向いている人
- 発行・発送時に承認申請を通したい会社。販売管理システムは変えたくない会社 [2]
- 向かない人
- 承認機能を無料プランで使いたい人。無料プランの表に承認の記載がありません [5]
- 長所
- アドバンスで債権管理、入金消込、仕訳作成まで自動化できる [5]
- 短所
- 承認ワークフローの提供は契約プランによる。詳細は問い合わせが必要 [2]
- 料金
- アドバンス 月額費用 税抜14,750円〜(税込16,225円)[2]
freee請求書の料金はいくら?
アドバンス 月額費用 税抜14,750円〜(税込16,225円)[2]。
機能一覧には「メンバーの権限管理」と「承認ワークフロー」が並んでいます [2]。アドバンスの案内には、発行・発送時の承認申請機能を求める人向けと書かれています [2]。
料金は基本料金と送信料金の組み合わせで、無料プランは個別発行の送信料金も無料です [5]。サポートはプランで異なるため、公式ページで確認してください [2]。
楽楽明細
月額費用 税抜25,000円~(税込27,500円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-22 時点
- 向いている人
- 部署・拠点・帳票ごとに承認ルートを分けたい会社 [3]
- 向かない人
- 初期費用を抑えたい人。初期費用が必要で、帳票デザインのカスタマイズは別途費用がかかります [3]
- 長所
- 承認フローのほか、権限グループの設定と操作ログの確認に対応している [3]
- 短所
- 承認フローを使うには「承認フローオプション」の追加契約が必要 [3]
- 料金
- 月額費用 税抜25,000円~(税込27,500円)[3]
楽楽明細の料金はいくら?
月額費用 税抜25,000円~(税込27,500円)[3]。
承認フローは帳票ごとに指定でき、承認自体のスキップも設定できます [3]。権限は帳票情報、顧客情報、変更依頼管理、基本設定などの項目ごとに分けられます [3]。
ラクスは、サイバー攻撃のリスクを踏まえた予防的な措置として、コーポレートサイトと全サービスの製品サイトなどの一時停止を案内しています [6]。一時停止の対象として挙がった7サービスに楽楽明細は入っていません [6]。最新の稼働状況は公式ページで確認してください。
用語の定義
くわしく読む
インボイス制度とは?
インボイス制度とは、消費税の金額等を書いた請求書・領収書等(インボイス)を基に消費税額を計算する仕組みです [7]
電子帳簿保存法とは?
電子帳簿保存法とは、帳簿や書類を電子データで保存する方法と、取引先とデータでやりとりした請求書・領収書などの保存方法を定めた法律です [8]
関係する制度
くわしく読む
インボイス制度は令和5年(2023年)10月1日に始まりました [7]。インボイスには、相手方の氏名または名称、売手の氏名または名称と登録番号、取引年月日、取引内容を記載します。さらに、税率ごとの対価の総額と適用税率、消費税額等も必要です [7]。
インボイス発行事業者は、課税事業者である買手から求められたときにインボイスを交付する必要があり、交付したインボイスの写しは保存しておく必要があります [7]。
電子帳簿保存法は、取引先とデータで請求書・領収書などをやりとりした場合の保存方法も対象にしています [8]。PDF等のデータで受け取った請求書は、紙に出力することが禁止されているわけではありません。ただし、そのデータもルールに基づいて保存する必要があります [8]。
インボイス制度への対応を支える補助金として、国税庁は「デジタル化・AI導入補助金」のインボイス枠を案内しています [7]。ソフトが対象になるかや補助額の条件は、公式ページで最新の情報を確認してください。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・マネーフォワード クラウド請求書のひとり法人プラン(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込2,728円/月 × 12か月 = 税込32,736円(2026-10-22時点の料金から計算)
- 3名以下・同スモールビジネスプラン(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込4,928円/月 × 12か月 = 税込59,136円(2026-10-22時点の料金から計算)
- freee請求書のアドバンスを月額費用の最低額で1年使う場合: 計算式: 税込16,225円/月 × 12か月 = 税込194,700円(2026-10-22時点の料金から計算)
- 楽楽明細を月額費用の最低額で1年目に使う場合: 計算式: 税込110,000円 + 税込27,500円/月 × 12か月 = 税込440,000円(2026-10-22時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。楽楽明細の承認フローオプションの料金は、この計算に含まれていません。
よくある質問
Q. 楽楽明細の承認フローは、どこまで細かく設定できますか?
部署ごと、拠点ごと、または帳票ごとに承認のワークフローを設定できます。帳票ごとに承認自体をスキップすることも可能です。この機能を使うには、承認フローオプションの契約が必要です [3]。
Q. freee請求書で承認申請機能を使えるのはどのプランですか?
アドバンスの案内に、発行・発送時の承認申請機能が欲しい人向けという記載があります [2]。機能一覧の承認ワークフローは「契約プランによります」とあるため、対応プランは公式ページで確認してください [2]。
Q. マネーフォワード クラウド請求書に、請求書の承認フローはありますか?
今回確認した法人向け料金表の請求書の機能欄に、承認の項目は載っていません [4]。経費と債務支払の機能欄には各種ワークフローの項目があります [4]。請求書の承認が必要な場合は、公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 承認を経て送った請求書の写しは保存する必要がありますか?
インボイス発行事業者は、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります [7]。取引先とデータでやりとりした請求書の保存方法は、電子帳簿保存法の対象です [8]。